いちばのりこの子育て日記





初夏をエンジョイ!にゃろめです♪



GWも渉は通常運転。



電車を追いかけ、パトカー、ショベルカー、救急車、消防車…






自分の気持ちに正直に、まっすぐに愛情を注いでおりました。






お陰様で、4月からピカピカの幼稚園生になった渉。



3年間保育ママのところに通っていたので、幼稚園も変わらず元気に登園してくれるものだと思っていましたが、そこは繊細ボーイ…
そんな簡単なものじゃありませんでした(^_^;)


朝食まではご機嫌でおしゃべりしていたのに、
さあ幼稚園に出発するぞ!園服着てね~♪というタイミングになると、
決まって泣き虫スイッチON!!

「おかぁさん..行っちゃやだなのぉ…」
「行っちゃやだぁ!!」と大号泣….(−_−;)

なんとかなだめて幼稚園に向かうも、下駄箱のところで再び号泣…
毎日毎日これが続き、ちょっと落ち着いたかなぁという頃に保護者会があり、
いつもより早く迎えに行ってしまったら、
今度はそれと同じ時間「15時に迎えに来て~!!(号泣)」が新たに始まり、現在に至ります (笑)
GW開け、どうなっていることやら…。(^_^;)



(撮影:山村厳)


一難去ってまた一難、といいますか…。
実は先月号のにゃろめのタイミングで渉が大変なことになっていたんです。
入園式より前から延長保育を活用して幼稚園に通っていたのですが、
ある日幼稚園にのほほんと迎えに行くと、渉がいない…。
おやつでプリンを食べてしまい、アナフィラキシーショックを起こし、
救急車で病院に運ばれた後だったのです。
そのときに幼稚園に提出していた緊急連絡先が主人のものだけだったので、
運悪く連絡がつかなかったという…


この先の彼の人生で起こりうることと予想はしていたので、
病院に送ってもらう途中自分でもびっくりするくらい冷静でいられたのですが、
ERに着いて、全身真っ赤になった彼が私を見るや、びぇー!!と泣き出したのを見て、
わたしもさすがにぶわっと込み上げてくるものがありました。
生きていて本当に良かった。


そのまま一泊入院となり、出産以来初めて二人で病院で朝を迎えました。




寝ている間に容態が急変したら…そんな心配を吹き飛ばしてくれる驚異の回復で、翌日には無事退院となりました。


結果は命懸けの辛いものでしたが、
彼が生まれて初めて食べた、夢の甘い甘~いカスタードプリン。
おそらく口にするのは最初で最後であろう、その魅惑の味を知った、一瞬でも味わえた幸せな時間は覚えておいて欲しいなと思う、複雑な親心です。






そんなこんなで、今月で最終回を迎えました『こそだてだニャロメ~』
今まで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました^^
子育ては楽じゃない。
泣いたり怒鳴ったり、伝わらなかったり、我慢の連続。うまくいかないことばかり。
自己嫌悪で消えたくなることだってしょっちゅう。
でも。
おぎゃーと産まれて、抱きしめて、
目が開いて、笑って、寝返りをうって、座れるようになって、
ハイハイ、掴まり立ち、立っち、よちよち歩き、
お米粒を両手いっぱい顔いっぱいにくっつけて、一生懸命自分で食べて、
おっぱい、哺乳瓶からコップになって、
手をつないでいたのが、いつの間にかジャンプがいっぱいできるようになって、
喧嘩ができるくらいおしゃべりが上手になって、
たくさん歌ってくれて、たくさん発見したことを教えてくれて、
たくさんたくさんお母さんだいすきって伝えてくれて、
怒っているときも泣いているときも、笑っているときも眠っているときも、
あたたかくって、
わたしをお母さんに選んでくれて、
とてもとても幸せで、
子育てはいつも胸いっぱいです。












いつか好きな人ができて巣立つそのときまで、
ニコニコ元気に生きていたいものです。
愛しい息子よ、そのときまでどうぞよろしくね^^



(撮影:山村厳)



【完】





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